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■ eリサーチ&インベストメント

 

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著作 (金融政策と為替)

2019年3月4日発売。

eリサーチ&インベストメント著作。(画像リンク)

 先進国における中央銀行の金融政策と外為市場の相関性を解説した基本書。

規制当局が誘導する「ECBとFRBバランスシート」、そこからの為替レート

 

 

 

 

 

FEDのバランスシートは4兆ドル上限が過去10年間にわたって議論されてきたが、今回のパンデミック宣言によって一気に倍増、目先8兆ドルに到達することは既定路線となっており、近くニュースになるだろう。

 

ただ、長期金利は抑制されるどころか上昇している。ご存じのようにこれには様々な要因があるが、今回に限っては金融政策というより新政権による税制改革・州政府の商業施設等への休業要請等、規制絡みの影響が大きい。簡素にいえば今までのような、「金融政策のみによる債券利回りの論理」では説明できない状態に陥っているといえる。

 

FRB理事同様、ECB理事からも持続的インフレを想定する声小さく、「早すぎるブレーキはダウンサイドリスク」といった認識が根強い。つまるところユーロシステム、FEDともにバランスシートはさらに膨らみ、政治の規制次第だが「引き締め」(ここではテーパリング)は前倒しどころか、ひょっとすると後ずれする可能性すら残されている。

 

為替レートは? 資産買取をみてお分かりのように(上図)、ユーロ圏と米国は同じ軌道を描いている。どちらも金利と雇用次第だがそれによって資産買取の時間軸も変わってくる。現時点ではユーロが高い。基調的に為替レートを決定するのは、各国の規制当局の判断だといえそうだ。