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■ eリサーチ&インベストメント

 

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著作 (金融政策と為替)

2019年3月4日発売。

eリサーチ&インベストメント著作。(画像リンク)

 先進国における中央銀行の金融政策と外為市場の相関性を解説した基本書。

米ドルのオーバーフローと調整オペ

そうそう、「6月FOMCでIOERを引き上げるのではないか?」といった議論は、(先日お伝えした)ドルの過剰流動性が膨張する中、たしかに熱を帯びている。

 

  

 

 

 

短期金利(ここではTビル利回り)は限りなくゼロに近づき、ドル指数は低水準を推移している。 過去を見ればFRBの許容範囲、下限(実行FFレート)はおそらく0.05%であり、それ以下の水準が続くようだとリバースレポとIOERの調整(引き上げ)をもって実行FFレートは一段上、目標レンジに誘導されることになるだろう。

 

これはまだマイノリティな意見のようだがこの調整オペに関し、パウエルは実績をもっている。しかしまたこれは、テーパーなどの引き締めとは違うし(テーパーを)引き寄せるものでもない。

 

理由としては、このような現況を生み出しているのは現行の無制限QEであるものの、だからといってQE減速(テーパリング)が解決するものではない、といったことが挙げられる。 上記のような調整をパウエルFRBが行う際にはこのあたりの説明もなされることだろう。(このあたりの予見には自信があるわけです)

 

その時点でドル(指数)の弱含みはいったん収まるが、それは引き締めでもなく、示唆するものでもない。引き締めを予見させる威嚇射撃的なものではない、ということ。また更新します。